脱社畜したい工場勤務の日常

工場勤務が脱社畜するまで続けるブログです

新卒のための年金制度の立ち回り方

前回の記事では年金猶予額がとんでもないことになっていましたが

年金手帳を持つおじいさんのイラストhiro1646.hatenablog.com

実際はそんなに焦っていません。

その理由と今後の方針についてアドバイスできればと思います。

この記事は新卒で、尚且つ年金を学生時代に払っていない方向けの記事です。

 

年金を支払っていない理由は以下の通りです

お金がないこと

年金制度は老後の生活費用が国からもらえる制度なので払ったほうが

いいのはもちろんなのですが

今は金がない

これに尽きると思います。金が有り余るほどあるなら払うのですが

ないものはないのです。

さて、大学を卒業して会社からお給料をもらって生活しますが

平均は20万円前後 手取り換算16~17万円 程度です

ここから生活費と交際費とモロモロを払うと

貯金なんてできたものではありません

ここに年金の支払いが重なると大変ですね

(高給取な方はどうぞお支払いください)

 

払えないことはないけれど、払う余裕はない

というのが実態です

 

では、実際に今すぐ払う必要はあるのでしょうか?

僕は全くないと考えています

納付猶予と学生納付特例の追納は10年をさかのぼって支払いが可能です

つまり10年後は30歳ですが今よりは金に余裕がある可能性が高い

無理して払うよりは後回しにしたほうがいいです。

また10年後に給料が上がらず、経済的に厳しいなら払わなくていいのです。

猶予制度は10年間の長考期間を与えているようなものなので、そのときに

どうするか考えればいいのです。

ただし、10年後払い忘れた・払えなかった場合は

老後の年金受給額は確実に減額となりますので注意してください

若いうちは老後の事より今をどう生きるか、どのように金を使うかを考えたほうが

よっぽど有意義で楽しい人生になると考えています。

 

将来的に廃止される制度と考えていること

年金は働く世代からの徴収した金を高齢者に年金として支給するシステムですが

日本は超高齢社会であり、労働力となる人から回収しきれなくなると予想します

ではどうなるのか、そもそも年金制度をなくせばいいのではない

廃止にしましょうという可能性が0%ではないからです

10年後に政治や世間が年金に対してどう考えるかは予想ができないはずです

色々な記事をみると年金制度は破綻しない、守らなければならないなどありますが

実際自分たちのが高齢者になってみないとわからないと思います 

現在の年金は受給年齢引き上げなどを行い繋いでいますが、僕は廃止されると思います

 

払い損になる可能性が高いこと

金保険料は年々増加しています。

 これからも上昇は変わらないと考えます。

それに対して僕たちの世代が高齢者になったとき、若者は少ないのです

若者が払ったものを分配するので確実に減額or更なる受給年齢引き上げ

が待っていると思います。

 年金は死ぬまで支払いがあることがメリットですが

年金の受給額と日本人の平均寿命の推移を見れば払い損であることが確定します

長生きすることが唯一の得する方法ですが、それはさておき

払うと損するものには金を出したくない

が本心です。

支給年齢まで生きているかわからないこと

 日本人が65歳まで生きられる確率はどれくらいか知っていますか?

正解は男性88% 女性94%です (厚生労働省簡易生命表より)

つまり6~12%の確率で65歳で年金をもらえる前に死ぬのです

長生きしないと損する制度でこんなにも損を被る確率があるのです 

それならせめて10年の猶予があるなら待ったほうがいいじゃないか

という事です。

 

まとめ

お金に余裕がないうちはとりあえず 待つ

30歳が近づいてきて、金銭的余裕や家族がいるなら 追納

30歳になる前に本当の独り身であり金がないなら 追納なし

若い今こそ金を使い、将来年金に頼らないスタイルを確立するそれがベストだと

考えます。